田舎の土地や家どうする?

住んでいない田舎の土地や家屋の処分方法

今後、益々田舎の土地や家屋について処分するのか、所有するのか等、悩む人が増えていくと思います。昔であれば、大学などで親元を離れたとしてもいずれ戻ってきて家を継ぐのが普通でしたが、現在では田舎では仕事の関係もあり、生活するのが難しい状況にある人も多くいます。

ずっと地元にいた人でさえ、工場などの閉鎖などで仕事を失い、同じ県下でも少しは栄えている地域へと移っていたりします。

そんな状況もあり、住んでいない土地、家屋は多くなり、処分方法については考えておかないといけません。

田舎の土地や家屋の処分方法について

処分方法も様々かと思いますが、例えば

  1. ・近隣への配慮も考え家屋は解体処分する
  2. ・土地・家屋を売却する
  3. ・自治体に寄付する

などあります。

近隣への配慮も考え家屋は解体処分する

住んでいない家は老朽化が早く進むため、倒壊の危険性を考えておかなければいけません。解体して更地にしておけば安心するのですが、解体するのにお金もかかりますし、土地だけ残した場合は固定資産税の特例が受けられなくなるので、支払いが多くなってしまいます。

現在、空き家が多くなっているのも固定資産税の特例の影響もあると言われていて、高くなるくらいならそのままにしておこうと所有者が決断をしている訳です。

しかし、倒壊の危険性がある家屋までそのままにしておくと、もし倒壊してしまったりしたら近隣の住民へ迷惑をかける事になるため、自治体も動き平成27年に空き家対策特別措置法を施行し倒壊の恐れがある家屋などを「特定空き家」に認定し、認定された家屋の所有者に段階を踏んで指導や勧告を行い、それでも対処しない場合は強制対処できるようになりました。

空き家対策特別措置法ができた事で、危険性のある家屋についてはそのままにし続ける事はできないので、もし古い家などで危険性がある場合は解体処分しておく必要があります。

土地・家屋を売却する

土地・家屋を売却処分するという選択も考えられます。近所の不動産屋などに相談してみるのが良いとは思いますが、その前に現在の状況を確認しておきましょう。「土地だけある」「土地と家屋がある」どちらでしょうか?

もしも「土地と家屋がある」方で家屋は古いし売りづらいと聞いたから解体してから売ろうと思っていた場合は、ちょっと待ってください。解体して土地だけにした方が売りやすい可能性はありますが、それは土地だけ欲しい方に限っての話ですよね?古い建物で価値が無いとしても、家屋付きで探している方も中にはいますし、解体してしまうと、新しく家を建てられない土地もあったりします。建物さえあればスーパーリフォームで新築同様にする事も可能なので、売却の可能性を広げる意味では家屋も残した方が無難な売却になります。

もし土地だけという方に対しても、解体して売却するつもりであったなら、解体にいくらかかるかを査定しておき買主との価格交渉に利用する事も出来ますし、言いようによってなんとでもなります。

少し話しがそれましたが、田舎の土地・家屋の売却はターゲットとなる人がとてもせまくなりますので、あらゆる可能性は充分に考えておく必要があります。

あらかじめ、複数の会社に査定依頼しておく事も相場を知っておく意味で重要ですし、近所の不動産屋に行き、購入希望がいないか聞いたり、隣近所で娘や息子の為に家を建てようと考えている方がいる場合だってありますので、時間はかかる事も考えられますが、売却できる可能性はあります。

田舎の土地や家屋を買いたい人なんているの?売れないでしょ?と思っている人もいると思います。実際に田舎の土地や家屋は地域にもよりますが、売りづらいのは事実でしょう。しかし、だからと言って全く売れない事はないでしょう。

私の地元は最寄り駅まで車で40分以上かかるかなりの田舎ですが、近所の空き家などは所有者が変わっていたりします。近所の方が購入したケースや田舎暮らしに憧れて都会から引っ越してきた方もいます。

ターゲットとなる方にいかに情報が届くかが重要ですので、田舎だから売れないとは思わない方が良いと思います。まずは複数の不動産会社に査定見積もりを依頼したり、近所に相談に行くなと情報を集めることから始めると良いでしょう。

自治体に寄付する

もし、今後住む予定もなく活用しないと考えるなら、自治体に寄付するという方法もあります。しかし、自治体も利用価値の無い土地を貰ってしまうとそれだけで管理維持費がかかるので、簡単には寄付に応じません。今後利用価値を見出せるような土地であれば寄付に応じてくれると思いますので、まずは相談してみましょう。ただし、田舎の土地ですので期待はしない方が無難でしょう。

処分ではなく土地を活用する方法もある

処分方法ばかり考えてしまいますが、田舎の土地であっても面積であったり、立地によっては違った活用方法があるはずです。 太陽光発電に利用したり、大手の工場などがある場合は賃貸アパートを作ったり、高齢者が多くいるはずですので、介護施設にしたりなど異なる活用をする方法もあります。売れない土地であっても違うベクトルで考えれば活用方法は見つかったりします。処分も検討しますが、有効活用についても考えてみると良いですね。

まとめ

田舎の土地や家屋の処分方法を紹介しましたが、家屋を解体をする場合にしても今後どのようにするのかを考えた上で決断した方が良いです。少し触れましたが、接道面の関係で、家屋を解体した場合、「いずれは家を建てて」等と思っていても家が建てられない土地になってしまう事もあったりしますので注意が必要です。

親の家など、自分が育った環境を処分するのは思う所が色々あると思いますので、決断に悩んだり困ったりしたら兄弟姉妹や親類などにも相談してみても良いかもしれません。

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